どんどん行きます。ここまで読みきったあなたは本当に真剣ですね。
とにかく何でも経験しておけば分かるようになるんです。このHPも
わたしのおさらいを兼ねています。

内容 回答
貿易の書類は何が必要ですか?


上から読んでいくと
一連の手続きが
よく分かるように
なります。





  












引渡しの条件とその決済方法にによって異なります。
基本的な流れを記載します。
輸出しますと次の書類がメールで送られて来ます。
SHPPING ADRICE 船積通知といって最初にその前には船がでたぞーと
 いうメールが来ます。これと同時にB/L等の書類もメールで送ってきます。
 ここに添付されているのが下記の書類の画像です。
 JPGではなく、偽造防止のためですかね、TIF画像です。加工すると
 文字が抜けて判別が難しくなってきます。
はじめに
注文書があって輸入ビジネスの開始です。もらえない場合もあります。

 PURCHASE ORDER (P/O)
 この内容は、いつ誰が誰に対し、いつまでに荷積みして輸送方法やその費用の負担を
 明確にして、何個をいくらで買うかの内容を記載します。書き方は、自由です。
 PURCHASE ORDERのひな型を参考にして下さい。
 INVOICEにP/O番号がないと変だと疑われる場合があります。
 疑われますとすぐ検査だと言われ、検査のための貨物移動の料金がかかります。
 きっちりやりましょう。
 また、支払い条件も決めます。半金ずつとか、振込とかLCとかを提示します。
 このパーチェスオーダーを出しますと相手が受け取りますが
 その受取をセールスコンタクトといいます。
 そして、こういう条件で必ずやるという確約書をもらいます。
 これは、OFFER SHEETとも言います。
 ここには相手の銀行口座などが記載されています。
 プロフォーマーインボイスという場合もあります。

1.NVOICE インボイス
 外国でいくらで売った&買ったのか表示されています。
 標準の通貨の記載が漏れている場合があります。
 またFOBかCIFかEXWなのかの記載も忘れないでください。
 現地の通関会社に依頼すれば手配が済んだらメールで送られてきます。

2.PACKING LIST パッキングリスト
 品目 個数 重量が記載されています。 
 パッキングというくらいだから、段ボールをカートンと言いますが
 段ボールの番号 中味の品種、数、重量を記載します。
 現地の通関会社に依頼すれば手配が済んだらメールで送られてきます。
 ダンボールには何らかのしるしを書きます。港にはたくさんの荷物があるので
 ごっちゃにならないようにどれがひとかたまりなのか明確にしまう。
 港湾の現場でのことを配慮したことでしょう。
 事務所にたくさんのダンボールがあれば書いておかないと
 中身が分からなくなるのと同じです。

3.B/L (Bill of Landing)ビーエル 輸送引受証券
 船会社が発行します。よって船に積まないとくれません。
 所有者は、裏書すると他人に譲渡できます。こんな事をしますと
 間違いなく、疑われます。
 なおBLには、SURRENDERサレンダーのBLと
 SURRENDERではないBLがあります。
 注意しないといけないのはSURRENDERではないBLです。
 このBLは、相手の輸出者から通常EMSで届きます。
 これは原本がないとダメです。
 荷物を船に載せたということではなく積み荷証券を船会社に委ね、
 積み荷と一緒に送ることをサレンダーと理解しましょう。
 サレンダーBLは、第三者に持ち逃げされるおそれあり、もう一つは
 ノーマルのBLで証券を適切な相手に送りその相手が港で引き取りします。
 100%近く確実です。
 ここまで普通はやりませんが。
 現地通関を済ませ、売り手が海上運賃を払うか
 または、荷主が前払い、着払いとしないと当然くれません。
 SHIPPED ON BORD SURRENDEREDとはんこが押され
 現地通関業者のサインが記載されています。
 現地の通関会社に依頼すれば手配が済んだらメールで送られてきます。
 飛行機の場合はAIR WAY BILLと言います。
 上記3種類は絶対ないとだめです。インボイスは現地領収書でも
 いいのですが、常識的にいいまして厳しいです。

4.ARRIVAL NOTICE アライバルノティス
 船がつくぞーという通知が船会社からFAX又はメールが来ます。
 FAXが来た時点では正確に言いますと到着ではなく、到着間際ということです。
 引受船会社にいつ入港になるのか電話して確認します。
 この作業は、通関会社が行います。
 外国の引受船会社は、事務を日本の別会社に依頼する場合がありますから
 上記の電話の時によく聞いて下さい。
 それをもって日本の船会社またはその事務会社に行きます。
 着払いならそこで料金を払います。これも通関会社の仕事です。
 内容は細かく記載されています。
 実際は下記をクリックして見て下さい。
 運賃は着払いにしたので、日本で料金を払うと
 ARRIVAL NOTICEに領収済みと印を押されます。
5.するとDELIVERRY ORDER荷渡し指図書をもらいます。、
 船会社へ製品を陸揚げさせます。ここで船会社の役目終了となります。
 これより通関手続きが始まりますから
 これ以降は通関業者に依頼をします。もちろん自分でもできます。
 船会社は通関業を営んでいる場合が多いものです。
 輸入代行で依頼する場合はまずこの時点で
 ご自分で通関業者を決めて
 事情を話して行えば、まず間違いはないでしょう。
 
6..L/C LETTER OF CREDIT レターオブクレジット
 いんちき貿易を防止するためのものです。
 現地で金を払ったが物がこない、物が違う、数が合わない 品質が違う
 などの現象を無きようにするものです。
 物がはっきり来たら金を払うというシステムです。
 下記に詳しく書きます。化粧品程度ではこの制度を使用することは無いので
 割愛します。
 L/Cは割愛
AIR WAY BILLを追加 2009/1/20
P/Oを追加 2009/1/21